Arduino YÚNでは設定を変更する時が多々あります。例えば無線LANの設定を変えたい場合、一度リセットを行わなければなりません(または有線を使う手もあります)。リセットの手順は決まっているのですが、意外とうまくいかずに手こずることがあります。

そうした時や、Arduino YÚNのLinux部分が起動しているかどうかの確認など、画面がないためにただ待ち続けるなんてことが多々あります。大抵そういった時にはまったく違う問題で処理が止まっているものです。

そこでシリアルターミナルの出番になります。Arduino YÚNのスケッチの中にはシリアルターミナルが用意されていますので、これを使うとLinuxのコンソールがそのまま使えるようになります。これを覚えておくと、いざという時に役立つはずです。

使い方は最新のArduino IDEをダウンロード後、スケッチの中のファイルメニュー → スケッチの例 → Bridge → YunSerialTerminalを開きます。そしてそのままArduino YÚNに書き込みます。シリアルモニタを開くと、最初は何も表示されていません。そこで、モニタの速度に合わせて数字を送ります。115200の場合、1を送ります。

そうするとこのようにLinux側の出力がそのまま確認できるようになります。処理が徐々に進んでいるのが分かるので、やきもきせずに済みます。さらにコマンドを送信することもできますので、簡単な操作であれば実行も可能です。viなどを使ったファイル操作は難しいのでやめておいたほうが良いでしょう。

Arduino YÚNは速度が遅いので、処理を行っているのかエラーが出て止まっているのかわからないことがあります。Linuxについてもなぜか起動せず、シリアルターミナルでつないでbootを実行してはじめて起動することもありました。Arduino YÚNを使って開発する際にはUSBは外部給電ではなく、母艦と接続して使うほうがよさそうです。