IoTは複数の技術要素によって成り立っています。まず基本になるのは以下の3つです。

  • デバイス
  • ネットワーク
  • サーバ

今回はこの内のサーバについて考えてみたいと思います。自社で構築する選択もありますが、今回は素早くサーバサイドを立ち上げるためにmBaaS(ニフティクラウド mobile backend)を使う方法を選択します。そのメリットについて説明しましょう。

1. 申し込んですぐに使える

mBaaSはSaaSの一種であり、サービス利用を申し込んだらすぐにサービスが使えるようになっています。サーバのように自分たちでインストールしたり、設定などを行う必要がありません。

2. IoTデバイスから出るデータはデータストアに

IoTデバイスから発信されるデータを蓄積するのに向いているのがデータストアです。スキーマレス(構造をあらかじめ定義しない)なデータストアを使えば柔軟なデータ設計が可能になります。

3. 写真、バイナリデータも保存できる

カメラで撮影した写真や、バイナリで保存したデータを登録する際にはデータストアではなくファイルストアをお勧めします。クラウドストレージとして利用できます。

4. M2Mの間に

M2M(マシン to マシン)というキーワードがありますが、IoTデバイス同士を直接対話させるというのは様々な問題があります。そこでクラウドを間に挟み込むことで、相互のデータ通信を円滑にすることが可能です。

各端末はmBaaSと対話すればよく、疎結合にすることでスケールのしやすさやメンテナンス性を向上させることができます。

5. プッシュ通知が使える

ごく簡単なスマートフォンアプリを作っておくことで、IoTデバイスからスマートフォンに対してプッシュ通知を送ることができます。閾値を越えた際や、何からのエラーが発生した際などに使うと便利です。

6. 管理画面がある

IoTデバイスのステータス管理やデータのメンテナンスに際して必要になるのが管理画面です。といっても使い勝手の良い管理画面を作るのは時間もかかります。mBaaSではデータを一覧、検索したり編集も可能な管理画面を提供していますので、ステータスの可視化に使えるでしょう。


いかがでしょうか。IoTの開発に際してmBaaSを使うことでプロトタイプの作成がとても早くなります。特にサーバのセットアップであったり、仕様を詰めるような作業もいりませんので、さくさくと開発が進むのではないでしょうか。

ぜひご利用ください!